ホーンボタン解体新書

mom ホーンボタン

ホーンボタン目当てで手に入れたシャレード デ・トマソの純正モモステ。
その肝心のホーンボタンが2極式で汎用ボスには付かないので改造しまふ。

そのついでにいつの間にやら増えに増えたmomo純正ホーンの色々な仕様をご紹介。
今回も「こんなもの誰が見るんだろうか」と思いながらも、極一部のステアリングがあればおかずなんていらないお友達の為にお届けいたします。

しかしステアリングを買い漁っていると自然とホーンボタンが集まる。
上の画像はもちろんその一部で、比較用に定番のシルバーアローとイエローアローを用意。

ヴィンテージのステアリングが存在するということはホーンボタンも共に歴史を刻んできたという事。
昔のはラッパマークが無いというのは有名。

定番のロゴの変容を簡潔に追うと、
60年代から70年前半の初期は

MO
MO

みたくなっている通称スタックロゴ。
ホーンに限らず例えばMonzaなんかのロゴもこの形で打刻されている。
90度回すとヨロヨロになる。


70年代中頃の中期は、

   \
MOMO

こんな感じの矢印の上半分だけのもの。
ハーフアローやシングルアローと呼ばれる。
そして70年後半からは現在の見慣れた形になる。

ラッパマークがプリントされ始めたのは80年中頃から。
その頃のフェラーリに採用された仕様同様にハウジングに形が彫られたものもある。

もちろん定番のロゴの他にモデル名やメーカーロゴ、ドライバーのサインなど他にも実に様々なホーンボタンが存在する。
ちなみに彩色はステアリングの工程同様手作業で行われていた。
先の細い筆を使い一つ一つ丁寧に塗っていたのだ。

ハウジングも数種類存在する。
上の画像の右上のやつだけ艶があるのがお判りいただけるだろうか。
80年前後のものに多いのだが、成形が食玩クオリティ並みで明らかに安っぽい。
たぶんこれも当時のイタリアの就労事情によるもの。
艶消しの方がしっとりとした質感で良い。
デ・トマソ純正はインナーハウジングまで艶消し。
この他に例えばセンターパッドの形状により色々な形のものがある。

mom ホーンボタン-2

裏返してみるとこんなに違いがある。
共通しているのは正規品はどれもmomoの刻印があること。
なので偽物かどうかは裏を見ればすぐわかる。
一番定番のが右下のやつ。
現在でもこの方式は変わらない。
今回はこれを使って改造する。

mom ホーンボタン-3

バラす。
スプリングがハウジングの外まで出ていて、ボスを通してそのままボディーアースとなる仕組み。

mom ホーンボタン-4

一方シャレード純正はアース用端子が別途ついている。
スプリング自体を使って導通させる構造は同じ。

mom ホーンボタン-5

メインのボタンの厚さが異なっている。
センターパッド分を考慮してかシャレードのは結構な厚みがある。

mom ホーンボタン-6

1mmにも満たないラインでも非常に精巧に作られている。
当時からの成形技術の高さが伺える。

mom ホーンボタン-7

インナーハウジングの形は同じ。
シャレードのは艶消し。
というか艶消しのインナーハウジングなんてこれしか見た事が無い。
まさかこれもデ・トマソの拘りなのだろうか…。

mom ホーンボタン-8

スワップして組み立てる。
シャレードの方がボタンの厚みの分だけぷっくり。
立体的でボタンらしさがUP。

シャレードデトマソホーンボタン

早速つけてみた。
いいねっ!(・∀・)b
このブルーグレーのメッキの色調がホントに良い。
これで念願叶ってMyコペにもDマークが付いた。
コペンに乗っていると未だに出先で声をかけられることがある。
今度「これどこのクルマ?」と訊かれたら誇らしげにこいつを見せてやろう。

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