気になるコペンの14インチ化をやってみた

コペン14インチ化

コペンの純正ホイールは15インチ。
しかしながらブレーキサイズ的には14インチもイケる。
クラシカル路線のカスタマイズでは割と人気だったり。
純正でサイドウォールにワイヤーまで追加された専用開発のカッチカチポテンザをもってセッティングされた乗り味が、インチダウンによってどうなるのかずっと気になっていた。
てことでちょうど良さげなサイズのタイヤが付いた14インチを手に入れたので履かせてみた。

14インチをぶっ込む


今回履かせるのは、
14インチ 5j インセット40 というホイールに、
タイヤは 165/65R14 のエコスを、
スペーサーありきで装着。
コペンでは若干挑戦的なサイズをぶっ込みます。
そして人生初のエコタイヤ。

ネオバとエコス

6.5jに165のネオバと5jに165のエコス。
どちらもYOKOHAMAのタイヤだけれどこんなに違う。

ネオバとエコス-2

外形は165/65R14のエコスの方がほんの少しデカい。
ちなみにメーカースペックではネオバが562mmでエコスが569mm。

ブレーキ塗装

ホイールを外したついでにちらほらと錆が見えていたリアブレーキを耐熱塗装。
マスキングするのがめんどくて刷毛塗り。
キャップレスのRG2で目立っていたフロントのハブセンターもワイヤーブラシで錆を落として塗装。

ストーリアX4純正ホイール

今回手に入れたホイール、すでにトップ画像の段階でお気付きのマニアックな方もおられると思う。
そう、これはストーリアX4の純正ホイールなのだ。
国内ラリーを制する為だけに生まれた713ccのJCエンジンを積むダイハツの伝説的変態車。
登場から長い間無双し続け、現在でも一部現役だとか。
メーカー出荷時で120ps、タービンのアクチュエーターにはマーキングがされており、その「押すなよ?絶対押すなよ?」的な封印を解くとブーストアップだけで2k以上に耐え160psを常用可能。
800kg台の車体をフルタイム4WDで縦横無尽に走らせる。
たまんねぇ。(´д`)。
コペンもだけれどダイハツは何年かに一度こういったぶっ飛んだクルマを出してくる。
長くなるのでJCエンジンやX4についてはいつか詳しく書きたいと思っております。

そんなストーリアX4のホイールを手に入れたのは、実はスタッドレス用にする為。
そろそろいい加減スタッドレスタイヤの更新に迫られていたところ、この期に以前から構想していた14インチ化を図ってみようというわけだ。
 (※結果→YOKOHAMA iceGUARD 5 PLUS 165/65R14 on 5j
そこでさらに思いついたのがダイハツの他車からの流用。
初代デ・トマソのカンパニョーロが第一候補だったけれどPCDが違うと判り断念。
二代目デ・トマソのホイールと迷ったがサイズとデザインでストーリアX4のに決定。
なかなか状態の良いものが出てこなかかったが納得のいくものを探して漸く手に入れた。
ちょっとガリ傷があるが冬用なのでまあ問題無し。
しかもちょうど組もうと思っていたサイズのタイヤ付き。
本ちゃんのスタッドレスを買う前にマッチングの確認もできるしめっさラッキー。

コペン14インチ化-2

開口部の少ないグラベルホイールは雰囲気満点。
雪道でも安心して走れそう。
やはり強度の信頼性に関しては純正ホイールが一番だね。
ディスク面がダイヤモンドカットのような処理がされていて綺麗。
逆反りのスポークがかなり凝った形状をしていて意外に迫力がある。
重さはエコタイヤ込みで12.3kg。
スタッドレスだともう少し重くなるだろうが、それでもコペ純正よりは遥かに軽い。
小径だとホイールベースが長く見えるね。

コペン14インチ化--3

フロントに5mm、リアに8mmのスペーサーを入れてツラッツラ。
整体していないときっとアウト。
Myコペはこの状態でも干渉は皆無。
ホントはリア5mmだけにしようかと思ったんだけれど、またハブセンターが噛んで取れなくなったら面倒なのでどっちも入れたった。
逆反りホイールからのむっちりサイドウォールがたまりません。
なんか想像していた以上に決まってこれはこれでめっちゃ気に入った。
コペクルの中で新たな嗜好が開花した模様。


14インチインプレ


肝心の14インチタイヤ&ホイールのインプレです。
が、そもそもエコタイヤとハイグリップタイヤなので真っ向からの比較にならん。
そこを踏まえながら行ってみよー。

14インチに履き替えてまずは空気圧を入れにスタンドへ向かうが最初の右折で事故りそうになる。
全く曲がらん。
20km/hのなんでもないコーナーで脱輪しそうになったわ。
曲がらんというか反応が2テンポくらい遅い。
どこまでがステアリングセンターかわからん。
感覚的にいつもよりかなり早めに2倍くらいステアしないと狙ったラインで走れない。
これ程とは…。( ̄∀ ̄;)
ネオバから比べたらなんか常時ぬかるみを走っている感じ。
スタンドに着いて空気圧を見てみるとどれも2k以下。
サイドウォールを押してみるとスポンジみたい。
何度か入れ直して寒冷時2.3kまで入れる。

これで走り出してみるとさっきよりは遥かに良い。
グニグニはするが、ぬかるみ感は無くなった。
しかしやはりステアへの反応は悪い。
いつもの感覚でハンドルを切ると、エラい膨らむ。
焦ってそこから切りたすとすぐひゃあひゃあとタイヤが鳴く。
指半分切るような微妙な操舵へはほとんど無反応と言ってもよいくらい。
逆に路面からの微入力もタイヤのたわみが吸収するので真っ直ぐまたりと走っている分にはすごく楽。
ネオバのようにいちいち修正舵を与えてやらんでも真直ぐ走る。
そして乗り心地が素晴らしく良い。
さらにめっちゃ静か。
いわゆるNVH(ノイズ、ヴァイブレーション、ハーシュネス)はどれを取ってもコペンとは思えない程に快適。
ロードインフォメーションが皆無だったり、クルマが即座に思うように反応しなかったりで操安面での快適性はエラく低いが、コンフォート性能面での快適性はハイレヴェル。
この運転感覚に慣れてしまえば、全く飛ばさずに終始のんびりまったりとドライブするには良いね。

こういう一面を知ってしまうと14インチでハイグリップではどうなのかが気になってくるなぁ。
いつか試してみたひ。
もしかしたら15インチと14インチの良いとこ取りなんてことが待っているかも。

というわけでコペンで14インチ、カーライフスタイルによっては
全然ありです。


おまけ:ネオバの減り具合


普通のタイヤに比べたら消しゴム級と言われるネオバ君。
最近は開き直って「ネオバ消しゴム」を発売するなど自虐に走っております。



Myコペはバリ山を中古で手に入れて約4ヶ月で5,000kmほど走った。
中距離ツーリングもちょこちょこ行ったり、北海道での短いベストシーズンを元気に走り回っております。
↓の画像は上がフロント、下がリアのもの。

ネオバの減り具合フロント

ネオバの減り具合リア

フロントの減り具合がヤベェ。( ̄∀ ̄;)
グリップや乗り味など見た目も含めて現時点で最高のタイヤなのだが、やはり寿命は短し。
ローテーションしながらで保って15,000kmってとこかな。
新品からだと20,000km保てば御の字だねこりゃ。
タイヤの径自体が小さいからまあ仕方が無いか。
でも大好き。
次もきっとこれにします。

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コメントの投稿
お久しぶりブリです。実コペです。
自分は過去にインチダウンで低コスト化しようと
86に13インチネオバでピタピタ下げした経験ありますが……
見た目がアレ過ぎて辞めました……
偏平も下がって初期反応悪くなかったのですがね。
今は現状維持が精一杯……。
雪道なら高偏平の方が安心感あるような気がする実コペでした。
from 実コペ@低迷中 at 2016年09月03日 01:46
>実コペ様

お久しぶりです。
底コストという観点からはインチダウンは有効ですね。
でも格好的にもコペンに14インチは結構似合っていると思います。
外形をちっちゃくしてまで車高を下げるのはちょっと自分には分からない世界です。(´ω`)
雪道はガタガタなのでエアボリュームが多い方が断然良いです。
スタッドレスを買ったらまたレヴューいたしますのでお楽しみに。
from コペクル at 2016年09月03日 11:03
ストーリアというかダイハツさんの仕込みに感動(笑)やりますなぁ、まさかコペン以外にも仕込んであったとは。こういう遊び心はいまなかなかないですよねぇ。てかいま難しいでしょうけど。某車検知機サイトで調べるとX4だけ異常な値段なんですね、面白いなあ。
この辺のお話をまたぜひ詳しく(笑)
from カプーショ at 2016年09月04日 02:45
>カプーショ様

ダイハツは数年スパンで変態車を出すんですよねぇ。
遊び心なのですが開発陣はめたんこ本気なのがまた良いです。
こういうマニアックなクルマは値が下がらないですね。
ダイハツには他にもたくさん面白いクルマやエピソードがあるのでゆっくり紹介していく予定です。
いつになるかわかりませんが。(´ω`)
from コペクル at 2016年09月04日 20:53
コペンちゃん用に165/50R15 POTENZA RE-71Rを購入予定です。
仕様的にセッティングしたら100Psくらいでると思われるので、インチダウンの選択しが( ノД`)
カプチ用に14inchのZ2☆スペックがあるので、機会があれば14inchハイグリップのレビューをしてみますね。
from nonamed at 2016年09月14日 19:48
>nonamedさま

100psとはすごいですね。
自分はホイールがADVANなのでPOTENZAを履かせるのはちょっと気が引けてしまいます。
Z2☆も気になってたんですよねー。
TE37かSSRスペCで14インチハイグリップを履かせてみようかという所まで来ていたので機会がありましたら是非よろしくお願いします。
from コペクル at 2016年09月15日 00:06
はじめまして。いつも楽しく読ませていただいております。
私もコペンの購入を考え、実車が無い(現在探し中)にもかかわらず、インテリア/エクステリアの夢をグングン広げております。
14インチ化もそのひとつなのですが、コペクル様の記事中に「整体していないときっとアウト。」という記述がございました。もしよろしければ具体的にお教えいただけると助かります。
from いつかはコペン。 at 2017年03月20日 10:03
>いつかはコペン。さま

こんばんは。はじめまして。
ご愛読ありがとうございます。
コペン楽しいですよ〜。環境が許すのならば是非手に入れてみてください。
パーツも沢山あるし、カスタムの幅が広いので夢は膨らみまくりますね。

ご質問にお答えいたします。
ここで言う「整体」というのはフェンダーの加工のことです。
と言ってもそんなに大掛かりなものでもないですが。
コペンのリアは構造上、車高を下げたりホイールを外に出したりすると、バンパー取り付け部がタイヤにヒットしたりします。
Myコペはその部分をカット&叩き上げをしています。
それと前後フェンダー全体を煽って数ミリ広げてあります。
フロントはペラペラなので簡単ですが、リアは鉄板が厚くて硬くて大変です。
更にフロントは取り付けの穴を広げて調整の幅を持たせてあります。
どれも元々はどうしても履きたかったADVAN RG2 6.5jインセット41を収めるための加工です。
なので常識的なホイール&タイヤサイズと車高であれば15インチだろうと14インチだろうと無加工で何も問題は無いです。

この記事内で「整体していないときっとアウト。」なのは、
スペーサーを前5mm、後ろ8mm入れている、
タイヤが165/65R14で外径が純正サイズより22mm大きい、
というのがその理由です。

もし14インチのタイヤを履きたいのであれば、純正と外径が近いサイズの
165/55R14(外径537mmくらい)、165/60R14(外径553mmくらい)あたりが良いのでは無いでしょうか。

ちなみにコペンの純正タイヤサイズは165/50R15(外径547mm)、ホイールは15インチ4.5jインセット45です。
アフター品で装着率が高いサイズはタイヤはそのままでホイールが15インチ5.5jインセット45くらいが皆さんよく装着されています。

個人的に14インチ化をするのなら、このストーリアX4のホイールのように幅は狭めの5jでむっちりと履かせたいです。

こんな感じでよろしいでしょうか。
良いコペンが見つかることを願っております。m(_ _)m
from コペクル at 2017年03月20日 23:53
コペクル様。ご丁寧な解説ありがとうございます!
分かりやすく、とても参考になりました。
ストーリアのホイールカッコイイですね。
「むっちり」との表現にココロ鷲掴みにされています(笑

H.Nの通り、いつかはコペンを手に入れ、
インテリア/エクステリアを自分好みに仕上げ、
将来的にはEV化まで妄想がぶっ飛んでおります。

良いコペンにめぐり合えるまで(もちろん手に入れてからも)、
こちらのサイトを楽しませて頂きますね。
本当にありがとうございました。
from いつかはコペン。 at 2017年03月21日 12:12
>いつかはコペン。さま

いえいえ、こちらこそお役に立てて光栄です。
むっちりは乗り心地も最高です。
EVコペンは確かもう数社で作られていますね。
長年乗った愛車をEV化というのは、これからのクルマ文化の流れとして良い選択肢になりえるかも。
良いコペンに巡り合えると良いですね。
これからもよろしくお願いいたします。m(_ _)m
from コペクル at 2017年03月22日 09:51
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