コペンのディタッチャブルトップについて

コペンと言えば電動メタルトップ。
スイッチひとつで約20秒でクーペからオープンカーへと変身可能なアクティブトップが最大の特徴です。
しかしそれをあえて省いたグレードが販売期間の極初期にだけ設定されていました。
その名は「ディタッチャブルトップ」。手動脱着式の樹脂製ルーフを纏った異端児的存在。

採算ど返しの硬派な最強グレード


電動メタルトップの機構を排し、FRPのトップを載せて30kgの軽量化。
さらにスペシャルなチューンドサスペンションを奢られた硬派な最強グレード。
「コペンは単なるスペシャリティーカーではなく、スポーツカーとして創らなければならない」とした、チーフエンジニアの相坂氏の想いの詰まった一台。

アクティブトップの発売から3ヶ月遅れの2002年9月に発売され、2007年8月の販売終了までに約350台が生産されました。(トランスミッションの比率はMTが約250台、ATが約100台)
今ではかなりレアな存在です。
ジムカーナなどをやる一部のユーザーの為だけに創ったそうですから、販売する側から見れば非常に効率の悪いバリエーションになるわけです。
実際に4年間で約350台しか売れていません。
しかし、それを覚悟であえて設定したのは「コペンはスポーツカーとして本気で創ったんだ」と言う開発陣が伝えたかった強い主張であり、そのメッセージをより明確に打ち出す為に具現化されたイメージリーダー的な存在であったからではないでしょうか。
そのおかげかコペンは非常にファンなドライビングが約束されたマイクロスポーツとして、10年もの間支持され続けることができたのでした。

アクティブトップとの違い&特別装備


電動メタルトップの”アクティブトップ”を廃し、FRPの脱着式(ディタッチャブル)トップとする事で約30kgの軽量化を実現。リアウィンドウはガラスでデフォッガー付き。
トップの重さは約12kg。カラーはシルバーとレッドはボディ同色、他はブラックのルーフ。
サイドウィンドウの形もアクティブトップとは別ものの専用品。

クォーターウィンドウ廃止。(この位置にリア側のルーフロックがある)

ロールバー廃止。(オプションで設定あり)

リアスポイラー標準装備。

オプションのSパック標準装備。
(スペシャスチューンドサス、リアパフォーマンスブレース、Copen Sのサイドデカール)
  サスについては コペンのサスペンションの種類について 参照。

電動メタルトップの機構がないのでトランクの開閉は手動。
運転席のシート横に開閉ノブがある。

パワーウェイトレシオ、加速性能に関しては、コペンの0-400mから見る加速と車重の関係 を参照。

ちなみに値段はアクティブトップと同じ149.8万円のワンプライス。

生産終了に伴いその希少性から中古車市場でも非常に高値で取引されております。
ジムカーナなどの競技をやる人たちからの人気も絶大。
一度乗ってみたかったなぁ。

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